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遠くから風が渡ってくる音がします。だんだんに近づいてきて木の枝を揺らして通り過ぎていきます。下は一面の落ち葉。寒くはないけれど今年初めての冬の気圧配置で季節が変わっていくのを感じます。昨日までの蒸し暑さがいっぺんになくなりました。前線通過の雨があがって今日は透き通るような青空になりました。海はシケのようです。フェリーが欠航になりました。冬の訪れを告げる椿がもう咲いています。
今日から「唐津くんち」、便利なもので今は遠くの町の様子を動画で見れるようになりました。もう何十年も見ていない祭りを懐かしく見ています。宵山で提灯の明かりに照らされてやってくる酒天童子の血走った眼が怖くて、おばあちゃんの陰に隠れて泣きながら見ていたこと、祭りの日だけもらえるお小遣いを握りしめて、出店の並ぶ通りを一日中見物していたこと、サーカスが連れてくるゾウや馬を飽きずに眺めていたこと、バナナのたたき売り・大道芸・・・何もかもが思い出されます。
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